投資による資産運用の魅力は不労所得にある？

株式や債券、投資信託、外貨などに投資することや、不動産投資など、様々な投資という形があります。
これら、投資によって資産運用していくことの最大の魅力は、働いた対価として収入を得る給料とは違い、保有する資産に働いてもらうことで収入を得ることができるという点です。
このような収入を働かずに得ることができる収入や所得なので、「不労所得」と呼ばれることもありますが、投資や資産運用をすることはこの不労所得を得ることで、例えば老後などに豊かな暮らしが送れるようになるという点です。

資産に働いてもらうとは？
例えば株式や債券などに投資をすることはお金に働いてもらうことを意味します。
これはお金がお金を生み出す仕組みを利用することで、経済という金融の流れにお金を乗せて利益を得ます。
お金が働くことで受取る対価には、金利、配当、値上がり益などが挙げられます。
例えば1,000万円の資金を年利3％の利回りで資産運用した場合、年間30万円という収入をお金が働くことで得ることができるのです。

日本では投資は悪というイメージが強い？
しかし日本は「投資」に対してマイナスのイメージを持っている人が多く、「不労所得なんて怠け者の考えることだ！」「一生懸命働いて給料を得ることに意味がある！」というように否定的な考えです。
しかし、投資をすることで利益を得ることは悪いことではなく、むしろ社会の役に立つことだと言えます。
銀行に預金することも投資であり、資産運用です。
個人が銀行に預けたお金は、銀行から企業などに融資されます。
そして企業は融資を受けたお金で、新商品や新サービスを提供することになるでしょう。
企業のイノベーションや生産活動に投資という形で貢献していると考えることができます。

経済成長には投資が必要！
投資をギャンブル的な要素が強いと見る人もいれば、楽をして儲ける方法と考える人もいます。
しかし投資がなければ経済成長はないと言えます。
経済における金融は血液と言われているように、誰も投資をしなければ経済は栄養を運ぶことができず、死んでしまうでしょう。
投資で得ることができる利益には、金利や利息、賃料といったインカムゲイン、そして投資対象の値上がりによって得る利益であるキャピタルゲインがあります。
何に投資するかでどちらを狙うのか大きく異なりますが、不労所得という面で考えた場合には、高リスク高リターンではなく、低リスク低リターンで安定した収入を得ることができるものを選んだほうが良いでしょう。