不動産投資などの資産運用で目指す平均利回りはどのくらいが理想?


資産運用において「利回り」は重要な目安となるものですが、そもそも利回りは年何%で運用するのかを表す数値です。
毎月、どのくらいの利回りでどれほどの期間運用するのか、また運用する金額はいくらにするのかを決めることが必要ですが、投入した資金を高い利回りで長期間運用すれば高いリターンを得ることが期待できるでしょう。
そこで、資産運用において目標とする平均利回りはどのくらいなのかを考えて行きます。

安定した資産運用に必要なこととは?

安定した資産運用を目指すなら、投資対象を何種類かに分類し、長期に渡って実践していく分散投資が良いと言われています。

例えば投資信託などで仮に毎月1万円ずつ、分散投資で30年間積み立てていったとした場合、将来どのくらいお金が増えるかは投資信託の種類によって異なります。

高リスクの商品を中心に構成した場合には高い利回りが期待できるでしょうし、なるべくリスクを抑えるようにすれば利回りも低くなります。ただしここで注意したいのは儲けばかり気にして高いリスクの商品を選んでしまうと大損してしまう可能性もあるということです。

それほど高い利回りではなくても、安定した平均利回りで長期間運用できることが望ましいと言えます。

不動産投資での資産運用の場合は?

では不動産投資で資産運用する場合はどうでしょう。

不動産の利回りを考えて行く場合、表面利回りと実質利回りの2つの利回りに注目する必要があります。

例えば投資物件などの広告に表示されている利回りは、基本的に表面利回りのことを指しています。この利回りだけを鵜呑みにしてしまうと、後で失敗したと思うことになるかもしれませんので注意しましょう。

不動産投資における表面利回りとは?

表面利回りは、「表面利回り=年間家賃収入÷物件購入価格×100%」で算出することができますが、注意したいのはここで示されている年間家賃収入は物件が満室だった時を想定したものであるという点です。

さらに必要経費などは含まれていませんので、おおよその目安としての利回りと捉えておく必要があります。

・表面利回りが高い物件のほうが良い?

極端に表面利回りが高いということは、満室時の年間家賃収入に対して物件価格は安い状態なので、物件の状態が悪く入居者が決まらない状態であると考えられるでしょう。

そのため、表面利回りが高い物件はリスクも高い物件であることが一般的ですので、極端に高い数値が表示されている場合には注意してください。

不動産投資における実質利回りとは?

対する実質利回りは、「実質利回り=(想定年間家賃収入-想定年間諸経費)÷物件購入価格×100%」で計算します。

想定年間家賃収入は満室時の年間家賃収入から、空室や貸倒れなど想定される損失額を差引いた額で、想定年間諸経費は維持管理費、税金、保険料などといった費用です。

・現実的な利回りは実質利回りで確認

より現実的な数値として確認することができる上に、空室リスクが考慮されていますので、運用計画においてはこちらの実質利回りを参考にして物件選びを行いましょう。

事前に運用計画を立てておくことが必要

不動産物件を所有して賃貸として経営する場合、平均利回りは5~8%ほどであるケースが多いため比較的高利回りが期待できます。不動産投資はリスク自体それほど高くありませんが、初期投資に費用がかかるため黒字化するまで長い目で経営していくことも必要です。

キャッシュフローの計算などを行い、年の想定利益、ローンの返済計画なども含め、長期での運用プランを設計する様にしてください。