【不動産】長期分散投資におけるリバランスの重要性とは?

株式や債券など、複数の資産の組み合わせにより長期間に渡って投資を行う「長期分散投資」なら、リスクを最小限に抑えた堅実な資産運用が可能とされています。
長期間に渡るものの、ただ資金を投じて放置しておくのではリスク軽減の効果が薄くなってしまいますので定期的に資産配分を再調整するといった見直しが必要ですが、その作業を「リバランス」と言います。

設定した配分にはズレが生じるもの

複数の資産を組み合わせて行う分散投資は、時間が経過することによる相場の変動など、一方の資産は値上がりしても別の資産は値下がりするというように当初設定した資産配分にズレが出る場合もあります。

資産が上昇し続ければ良いですが、通常であれば上下に変動していくものなので、上昇率が高いものは下落幅も大きくなりがちです。

このような状況の中、リバランスせずに放置したままでは、値上がりした資産のリスクを想定していた以上に抱えることになってしまいます。そこでリバランスを行い、資産配分を元の比率に戻していくことで想定した範囲でのリスクに抑えることができるでしょう。

リバランスを行う目的

投資を行う場合、安く買って高く売れば儲けを出すことができます。しかし確実な売買のタイミングを捉えることは困難なので、値が上がっている時にはもう少し上がるのでは・・・と思って保有したままになりがちですし、反対に値が下がっていればこのまま下がり続けるのではないかと思いすぐに売ってしまいがちです。

しかしすぐに売っていれば値が上がった状態で儲けが出たというケースもありますし、そのまま継続していればのちに下がっていた値が上昇したというケースもあり、売買のタイミングを間違ってしまう可能性は十分に考えられます。

リバランスは値上がりした資産を売って、値下がりや相対的に安くなった資産を買うため、安く買って高く売るということを自動的に行うことができます。

リバランスの種類と方法

リバランスは「定期型」と「乖離型」という2つの種類があり、定期型では半年や1年という一定期間ごとにリバランスしていきます。

乖離型は当初設定した資産配分から○%以上ズレが生じたタイミングでリバランスするというように、一定以上に乖離幅が生じた場合にリバランスを行います。

ただし乖離型は配分の変化を日々確認していく必要があるため、投資に専念できないサラリーマン投資家などは定期型の方が良いでしょう。

長期的な投資を確実に実践していくために

株や投資信託、銀行預金、外貨預金など、金融資産には色々ありますが、その中に不動産という資産も含めた分散投資を検討することで、より幅が広がります。投資におけるリバランスを確実におこない、長期的な投資を実践していく様にしていきましょう。

お問い合わせ

    お名前*
    フリガナ*
    お電話番号*
    メールアドレス*
    メールアドレス確認用*
    お問い合わせ項目*
    お問い合せ内容

    内見・申込等の方へ