相続後の配偶者 =ライフプランの課題とは

私たちが考える相続対策は、「家族をもめさせない」「優良資産を減らさせない」「子や孫を将来のお金で困らせない」ということをテーマにしています。
今回は、配偶者のライフプランをどのように考慮するべきかをお伝えします。
被相続人の相続発生後に、遺された配偶者の介護の問題が想定されます。介護には身体的な介護負担だけではなく、経済的な負担もあります。
遺された配偶者の老後資金や介護資金に不足があると、子どもたちの間で誰がどのように負担するかが問題になり、もめる原因になります。
まずは相続発生後の相続人のライフプランをシミュレーションして、配偶者の生活や老後資金に不足がないかを確認します。配偶者のライフプランが赤字の場合には、いかにして黒字化を目指すかを検討します。配偶者の老後資金や介護資金の問題を解決できれば、子どもたちに経済的な負担がなくなり、もめる可能性が低くなります。