空室が発生した時こそ部屋や物件の管理やメンテナンスが重要!

アパートやマンションで賃貸経営を行っている方は、部屋が空室になった時の管理にも気を使っておくことが必要です。
部屋が空室となる理由はそれぞれで、本当は長く住み続けたかったけれど転勤などで引っ越ししなければならなくなる入居者もいれば、親の介護や相続などが関係し退去を決める入居者もいます。
しかし入居者の事情ではなく、部屋そのものに問題があり退去者を増やしてしまうことは問題です。
そこで空室が出た時こそ、設備の保守・管理、メンテナンスを適切に行うことを実行するようにしてください。
空室が出た時こそ管理を徹底させておきたい設備類
入居者が部屋で生活していると確認しにくい部分は空室のタイミングでしっかりメンテナンスを行うようにしておきましょう。
また、空室だから部屋を放置するのではなく、適切な管理を行うことも大切です。
具体的には、
・部屋の換気や通気
・通水(トラップに水をはる)
・掃き掃除や拭き掃除(外まわりの掃き掃除含む)
・雨漏りやカビが発生していないか確認し、発生していれば除去
・外部の確認(雨漏りの原因となるひび割れやコーキング劣化の有無)
・植栽管理(近隣に伸びている植栽の伐採や除草作業)
・ポスト内の不要なチラシの処分
・各種防犯確認(鍵の調子や雨戸などの異常の有無の確認)
などです。
部屋の空室状態が長く続いてしまうと、設備劣化や臭気を溜め込む原因となります。意外に感じるかもしれませんが、人が住んでいいないほうが設備なども傷みやすくなることがあるので、適切な管理は非常に重要です。
特に換気がされていない部屋の場合、天井や壁にカビが発生しやすくなりますし、水回りの水垢などもハウスクリーニングでは対応しにくくなってしまうでしょう。
これらを未然に防ぐためにも、適切な清掃や管理、メンテナンスは怠らないことが大切です。
空室だからこそ管理や清掃は大切と考えるべき
空室が多く発生した古いアパートなど、適切に管理が行われず放置していると庭に粗大ごみを投棄されてしまったり、庭木が伸び放題となって近隣からクレームを受けてしまったりという問題が起きることもあります。
新たに入居者を募集しようとしても、適切に管理されていない物件や部屋に住みたいと思う方はいません。
後々まとめてメンテナンスを行おうとすると費用も高額になりがちですので、いつ入居者が決まってもよいように日々管理や清掃、メンテナンスを行うことを心掛けるようにしてください。