不動産投資を始めるなら何から手をつけていけばよい?

不動産投資に興味はあるけど、初心者で投資を行うのは恐い、何から手をつけたら良いか分からないという方もいるでしょう。
株式投資などとは違い、不動産投資はリスクを抑えながら安定した収入を得ることができる方法として、現在注目されている資産運用の方法です。
そこで、不動産とはそもそもどのような投資なのか、何からスタートされればよいのかをご説明します。
不動産投資とは何をすること?
不動産投資とは、購入した収益不動産を人に貸して賃料収入という利益を得る、または不動産を購入した時以上の金額で売却して利益を得ることです。
現在は低金利時代と言われるほど金利が低いことや、年金制度に対する不安を背景として、預貯金にお金を眠らせていても増やせないことを理由に、新たな資金運用先として注目されている方法といえるでしょう。
株式投資やFXといった資産運用もありますが、やはり大きく儲けが出る可能性がある反面、損失を抱えることになるリスクも高い投資方法です。
そのため、ミドルリスク・ミドルリターンの不動産投資が注目されるようになりました。
□将来的な私的年金として
賃料収入を目的として不動産投資を始めた場合、空室がなければ毎月安定した収入を得ることができるので、将来、今の仕事をリタイアした後でも私的年金として考える方も増えています。
鍵となるのは収益不動産選び
不動産投資で重要になるのは、どの物件を収益不動産として利用するかです。
家賃収入を得るには、部屋を借りてもらう必要があるため、ニーズのない物件を所有していても借り手が見つからない状態が続きます。
また、将来的に売却して収益を得ることを考える場合でも魅力のない物件では買い手が見つかりません。
どのような層をターゲットとして部屋を貸し出したいか、将来的に物件の価値が向上する可能性のあるエリアに物件があるかなど、投資用物件としてふさわしいか判断することが必要となります。
まずは何から始める?
まずはインターネットに出ている物件の情報を多く見て、どのようなエリアの物件に人気が集まっているのか、また、そのエリアではどのくらいの家賃相場で貸し出されているのかをチェックしてみましょう。
その中で気になる物件を見つけたら、取扱会社に問合せをしてみたり、直接不動産会社に投資の相談を持ちかけてみます。
信頼できる不動産会社に積極的に相談してみること
ある程度購入したい物件が絞れてきたら、今度はそれらの物件に実際に足を運んで、周辺環境や駅までの距離などを確認してみます。
物件が決まれば、今度は収支計画を立て、ローンなどで資金を調達する準備を行い、契約を結んで購入するというのが一連の流れです。
物件選びも迷いが生じることもありますし、初めての不動産投資ではどのような物件を収益不動産に選べばよいのか判断が難しいはずです。信頼できる不動産会社をみつけて積極的にプロ目線でのアドバイスを求めるようにしてください。