【不動産】収益物件に投資するなら30代がよいとされる理由とは?

不動産投資を行うには、収益物件を購入しなければなりません。その場合、多くの人はローンを利用することになりますが、当然、金融機関での審査を受けることになります。
審査は申し込みを行った人の収入だけで判断されるわけではなく、購入する物件の収益性や属性と与信などを確認していきます。
そのように考えると30代で不動産投資を始めるのはタイミングとして適しているといえるでしょう。
収入だけでは判断されない理由
収益物件を購入するときに利用するローンの返済は、おもに家賃収入から充てていくことになります。そのため、収益物件から得られる収益がどのくらいかが重要になると考えられるでしょう。
ただし、収益性が高い物件なら融資を受けることができるとも限りません。ローンを契約する人が返済し続ける人であるか信用度も重要視されることになりますが、この信用度はサラリーマンとしての経済的・社会的背景によって判断されます。
これらも踏まえて他の属性を確認の上、与信の判断材料とされると考えておきましょう。
審査対象となる属性とは?
審査される属性は収入以外に、現在の住まいが持ち家か賃貸住宅か、家族構成、保有している金融資産などです。
収入部分については、年収がどのくらいかだけでなく、勤務している会社や勤続年数なども重要になるでしょう。
持ち家か賃貸かについては、住宅ローンを利用していても問題ないとする金融機関もありますが、借入額が増えることを懸念される場合もありますので一概にはどのように影響するかは断定できません。
家族構成は、世帯人数が多ければ掛かる生活費も増えますし、子どもがいれば教育費も必要です。また、ローンを利用するときに保証人となる配偶者の有無なども審査の対象となるでしょう。
保有する金融資産は直接的な担保になるわけではありませんが、万一返済できなくなったときに換金して返済に充てられるかという意味で評価につながります。
上手くいけば事業拡大を狙える?
また、収入が安定しない副業をしていても審査によい影響を与えることはありませんが、安定収入を得ることができる収益物件を保有していれば属性は高くなる可能性もあります。
収益物件で収益を得ても、ローンの繰り上げ返済に使えば属性は高まりません。しかし、現金収入として保有しておくことで次の物件を購入することに役立ちます。
サラリーマンでも複数の収益物件を所有して上手く運用している人は少なくありません。30代という若い年齢の間に収益性の高い物件を購入し、50代を迎えるまでに物件を買い増すことで事業拡大を狙える可能性もあるということです。