横浜市中区で築年数が古いアパートの空室を埋めるために行いたい対策とは?

横浜市中区でも、所有する築25年以上経過したアパートの空室対策を管理会社にアドバイスしてもらい、様々な空室対策を行っているのに空室が埋まらず悩んでいることがあるようです。
フリーレント1か月をつけ敷金・礼金もゼロでの対応に加え、家賃設定も周辺相場と同等程度とし、ポータルサイトへの掲載による集客を依頼しているのに空室はなかなか埋まらないという場合、どうすればよいのか頭を抱えてしまうこととなるでしょう。
そこで、築年数の経過したアパートの空室を埋めるためには、どのようなことに着目して対策を行っていけばよいのでしょうか。
管理会社に確認しておきたいこと
一般的にアパートへの入居を希望する方が内見した場合の成約率は、新築や築浅物件で約3割、築古物件なら1割程度と考えられます。
そのため築年数が経過したアパートなどの場合には、内見者の数を増やして入居申込が入る確率を高めることが必要です。
現在募集している条件として、設定している家賃が周辺相場と本当に見合ったものになっているか、ポータルサイトに掲載されているか、客付け会社に募集依頼がされているか管理会社に確認しましょう。
それと同時に、自らも客付け会社に入居者を紹介してもらえるように出向くことも必要となります。
アパートに内見者が訪れた時のために
内見者が物件を訪れた時のためにも、成約率が高まるよう部屋の印象をよくする努力も必要です。アパートの部屋の中だけでなく、エントランスや廊下、自転車置き場やごみ置き場など共用部分はきれいに清掃されているか定期的に確認しましょう。
また、内見者は土日などに訪れることが多くなるため、金曜日には管理会社や客付け会社に連絡を入れたり訪問したりして、できるだけ入居希望者を案内してもらえるように頼んでおきましょう。
そして月曜日には、どのくらい問合せや内見した案内があったか確認し、内見はしたものの申し込みまで至らなかったケースについては、その理由などを確認し改善策を検討することが必要です。
なお古いアパートの場合、今備え付けられている設備などの見直しも必要となります。ニーズが高いのは防犯カメラやインターネット設備、テレビ付きインターフォンなどです。また、エアコンが古くなっている際には新品への取り替えなども検討しましょう。
家主自身ができる工夫も必要
立地条件が悪い場合には、募集の間口やその方法を広げることにより、入居希望者との接点を増やすことができます。
現地でPR活動を行うためにのぼり旗や看板を立て、入居者を募集している物件であることを知らせることもよいでしょうし、入居者募集チラシを収納したボックスを現地に設置することでも効果が見込めます。
他にも家主が運営しているホームページやブログ、SNSなどで情報発信する方法なども効果が期待できるでしょう。