タウンニュース連載

暑すぎる夏への備え —緊急メンテナンスの現場から

エアコンの故障が急増しています。それもそのはず、連日40℃近くの猛暑で室外機の温度は50℃を超え、これまで経験したことのない酷暑が続いているからです。
この異常なまでの暑さに、設備はもちろん建物自体も悲鳴を上げ始めています。屋上防水の亀裂、外壁タイルの浮き、コーキングの硬化など、これまで見られなかった劣化が各所で発生しています。
賃貸経営において、入居者の生活と建物の維持管理の両方を考えなければなりません。エアコンの効きが悪くなったり、給湯設備にトラブルが発生したりすると、入居者の満足度は一気に下がります。
今年の夏は特に「緊急メンテナンス」が増えており、修理費用も通常の1.5倍程度になっています。しかし、これらの対応を怠ると、より大きな問題に発展する可能性があります。
暑すぎる夏は設備だけでなく、建物構造にも思わぬ負担をかけています。定期的な点検と早めの対処が、長期的な資産価値の維持に繋がります。

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