タウンニュース連載

肌で感じる賃料の上昇

賃料は新築時をピークに下落していくという固定観念がありますが、今年の賃貸繁忙期ではその観念を覆す現象がたくさんありました。都内の新築マンション平均価格が1億円超の今、中古マンションも上昇傾向、そして金利の上昇も影響したのか賃貸物件も値上がりが目立ちます。
京急各停駅近くの新築1LDK31㎡が11万円超、小田急線駅近の築35年超の1LDKも約10%の値上げ。どちらも短期で申込みが入る結果。査定賃料より1万円超で決まってしまうと、賃料査定担当者の概念も崩れます。
需要と供給のバランスで物価が決まる様に、賃貸物件が不足している地域やニーズに合った魅力的な物件ならば、今までの査定賃料より高く、早期に申込みが入る可能性があります。
しかし、賃貸にはタイミングもあり、申込み後も他物件を検討しているケースもあり、契約締結までは安心できませんが、賃料は値上げ傾向にあることは間違いない事実のようです。

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