修繕やリフォームする際その違い知って対処しましょう

空き家の家屋の修繕やリフォーム、またリノベーションについて述べます。また、修繕とリフォームの違い、リノベーションとの違いとそれぞれ、どのように異なるものなのかなどについてご紹介しましょう。

修繕とリフォームの違い

家屋などに対して、行われる修繕とリフォームの違いというものについて述べます。建物の工事には、新築・改修・改装・修繕・リフォームなどのものがありますが、中でも「改修・改装・修繕・リフォーム」は同様のことを言っているように感じますが、それぞれは異なるものです。では、まず修繕とリフォームの違いについてお話しましょう。

〇修繕
この工事は、現在不具合が起こっている部分や将来不具合が起こり得る可能性がある部分を補修・補強するものです。不具合には、「樋が落ち葉でつまって外れた」「洗面所の排水管から水漏れがする」「雨漏りで床が濡れて床がきしむ」などがあります。

または、経年劣化による防水性能の低下(パッキンや充てん剤の劣化)や木材の乾燥による劣化の不具合があります。

〇リフォーム
日本でのリフォームは、改修・改装という意味で使われています。改修や改装は工事をすることで建物を全く新しく再生させる工事となるので、工事内容は必要な工事に加え、直ぐに工事しなくてもいい、直ぐに必要でない工事も含まれます。現在の住環境を改善するための施行が「リフォーム」と言えます。

この工事は、新築時の状態に近づくように戻すものです。費用の面で言えば、修繕よりリフォーム工事の方がかかるものになります。

リノベーションと違う点

更に、リノベーションというものがあります。この工事は、新築時よりも高い性能・評価を生むものと言えます。建物そのものの性能を高めるわけですから、当然、大規模なものになります。例えますと、建物の外壁の改修をして断熱効果を高めたり、二重ガラスに交換したり、内窓を造ったりします。

更に、間仕切りを全て除き間取りを変えてリビングを広くしたりするのがリノベーションです。また、エアコンや給水器などの住宅設備を最新のものに交換したり、老築化した給排水管を性能が高いものに交換したりするのもこの施術法に入ります。大規模改修工事になります。

自治体の行政補助

横浜市の行政による補助金や助成金について述べます。残念ながら、横浜市の住宅修繕緊急支援事業は、2020年3月10日で新規の受付は終了致しました。これは令和元年台風15号による被害が市内にも大きな被害を与えたため、全壊・大規模半壊・半壊の住宅を対象として、支援を行うためです。

他には、住宅支援機構にリフォーム融資「住みかえ支援(耐震改修)」あるいは、耐震改修リフォーム融資「高齢者向け返済特例」の借換融資などがありますので、窓口でご相談下さい。

まとめ

住宅に対する工事で修繕とリフォームの相違、またリノベーションとの異なる点など、それぞれ言葉と持っている意味が異なります。また工事の規模も扱う部分も相違します。工事における用語の違いを知って適切な処置を家屋に施して快適な住宅にして頂きたいと願います。

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