リノベーションを行う場合の工事に優先順位をつけるならどこから行うべきか

もし中古マンションを購入し、リノベーションして生まれ変わらせようと考えた時、どの部分から真っ先に行えばよいのか優先順位がわからないという方もいることでしょう。

リノベーションでどこを最優先させるべきか考えるのなら、後で変更することは難しいとされる部分から行うべきといえます。

リノベーションで優先順位をつけるとしたら?

リノベーションで優先順位をつけるとしたら、工事が終わった後で変更したいと考えた時に再度大規模な工事を行わなければならなくなってしまう部分ですので、例えば次のような工事が例として挙げられます。

床暖房は後から設置すると費用負担が重くなる

床暖房が備わっていないけれど設置したいという場合、お湯や電気の配管を引くことが必要です。そのためには床を剥がすことになるため、一度張り替えた後でやはり床暖房も必要と工事を始めてしまうと、先にリノベーションで設置した時より2倍以上の費用が発生する可能性があります。

さらに購入する物件や床材の種類によっては、床暖房が対応できないケースもありますし、ガス式か電気式かにより費用や施工方法も違ってくるため、部屋をリノベーションする時には早めに工事を行いたい部分です。

間仕切りを変える場合

もし部屋の間仕切りを後から変えたいと希望した場合、間仕切りを設置しなおすための床の補強工事や、増設に伴うコンセントや照明などの配置の変更といった電気工事などが必要になるでしょう。

後から行うことになれば工事の規模も大きくなってしまい、その分、費用負担や時間もかかってしまいます。

優先して工事を行いたい部分でもありますが、後で変更したくなる可能性があるのなら可動間仕切りにしておくとよいですし、フェンスや家具などで仕切る方法も活用できるので検討するとよいでしょう。

重要のある家具などを設置する場合

部屋にピアノなど重量のあるものを設置する予定があるのなら、事前に床の下地を補強しておくことが必要です。補強せずに設置してしまうと、重さで床が沈んでしまう可能性もあると認識しておきましょう。

コンセントの位置などにも注意

コンセントの数が足らなくなれば、コンセントを増設することとなり配線が露出した状態になってしまいます。

見た目も美しくするために、そして大きな電力を必要とする家電をスムーズに利用するためにも、前もって家具や電化製品はどこに設置するか決めておき、それに合ったコンセントの位置や高さなど考慮したほうがよいといえます。

また、壁掛けテレビなどに対応させるためには、テレビや電話のジャックにコンセントの位置なども重要となります。さらに壁下地の補強も必要になるので、先に対応しておいたほうが良い部分といえるでしょう。

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