マンション設備の修繕サイクルは?いつが適切なメンテナンスの時期か

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マンションは一定期間経過ごとに大規模な修繕工事が必要です。快適で安心できるマンションライフを確保するために、風雨にさらされた状態の屋根や壁などに破損や汚れがないか確認し、劣化を進行させないためにも修繕しなければなりません。

ただ、大規模な修繕工事が必要なのは、マンションの建物部分だけでなく設備も同様です。使用し続けていれば、経年による劣化や破損など様々な不具合などが発生するものですが、設備の種類によって修繕サイクルは異なります。

そこで、設備ごとの大まかな耐用年数を把握しておき、専門の業者などに修繕の依頼を行うようにしましょう。

電気設備・給排水衛生設備で必要となる修繕のサイクルは?

マンションの照明器具が壊れていれば見た目が悪くなるだけでなく、生活を送る上で夜など見えにくくなり危険です。また、給排水がうまくいかなくなれば生活に支障をきたしますので、日頃の点検が大変重要となります。

電気設備・給排水衛生設備の主な耐用年数は以下の通りです。

・幹線設備工事(幹線・設備配電盤等) 修繕周期10年 改修周期25年
・電灯コンセント設備工事(電灯・非常照明等) 修繕周期5年 改修周期25年
・弱電設備工事(アンテナ・自動火災報知器) 修繕周期5年 改修周期25年
・避雷針設備工事 修繕周期10年 改修周期30年
・給水・排水設備工事(給水・排水管) 修繕周期10年 改修周期15年
・給湯設備工事(給湯器・給湯菅) 修繕周期5年 改修周期10年
・衛生器具設備工事(衛生器具) 修繕周期5年 改修周期25年
・ガス設備工事(ガス配管) 修繕周期10年 改修周期30年

機械・空調設備で修繕が必要となるサイクル

普段、あまり気に留めることのない機械設備は、生活を支えるための大切な設備です。突然エレベーターが動かなくなってしまったり、空調設備に不具合が発生することのないようこちらもしっかりメンテナンスを行うようにしましょう。
機械・空調設備の主な耐用年数は以下のとおりです。

・昇降機設備工事(エレベーター) 修繕周期5年 改修周期30年
・消防用設備工事(スプリンクラー・消火栓等) 修繕周期5年 改修周期20年
・消火器設備工事(消火器) 修繕周期5年 改修周期8年
・空調設備工事(空調機等) 修繕周期5年 改修周期15年
・換気設備工事(換気扇等) 修繕周期10年 改修周期30年

マンションごとの長期修繕計画に基づいた実施を

実際に行われる大規模修繕工事は、マンションごとの長期修繕計画に基づいて実施されます。

実施される調査や診断の結果から、どの工事が必要となるのか変わってきますので、先にのべたすべての項目を一度にメンテナンスする必要があるわけではありません。

あくまでも目安として判断し、適切と思われる期間に修繕やメンテナンスを行うようにしましょう。