一生独身で過ごす予定の人が資産運用の前に考えておきたいこと

将来的にどのくらいのお金が必要かを考える場合、訪れる可能性のあるライフイベントから考えることになります。
結婚や出産、育児や教育資金、マイホーム購入、老後資金など、それぞれのイベントに備えて費用を準備することが一般的です。
しかし一生独身で過ごす人の場合、結婚や子どもに対しての費用がありませんので、自身が過ごす家を購入するならマイホーム購入、そしていずれ迎えることになる老後のための資金準備についてのみ考えることになるでしょう。

 

独身だと自分だけが頼り?
一般的なサラリーマンの年収は400万円程度で考えることが当たり前になっていますが、この年収でマイホーム購入や老後資金として数千万円貯蓄することは厳しい水準だと言えます。
年収400万円でファミリー世帯だとしたら、色々なライフイベントをクリアしながら、最終的に老後の備えまで準備しなくてはいけないので、かなり大変です。
しかしファミリー世帯なら、夫だけの収入に頼らず妻も働くことで世帯収入を増やすこともできますが、独身者になると単独で準備していかなければなりません。

 

独身者が資産運用前に踏まえておくべきこと
独身者の場合、将来の備えに資産運用を考えるなら、住居費を抑えながら毎月積立てをし、贅沢はあまりしないことを前提に考えていく必要があるでしょう。
400万円という年収は、正社員として働いたお金なのか非正規社員なのかによっても異なります。仮に正社員ならリタイアのタイミングで退職金が支払われるかもしれませんし、自営業者よりは年金を多く受取ることができます。
また、実家に住み続けることができれば、住居にかかる費用は一人暮らしより抑えることができるでしょう。

 

まずは80歳までのプランの設定を
独身者の場合、80歳までの毎年の収支、それに貯蓄額を考えていきましょう。結婚や教育に対する大きな出費がないため、60歳まで貯蓄を右肩上がりで増やすことができます。
マイホームを購入するのであれば、貯蓄が一気に減少するタイミングが出てきますが、60歳以降貯蓄を取り崩していくペースが緩やかになるため、余裕をもった老後資金を備えることができるはずです。
賃貸住宅で過ごすことを考える場合、60歳以降も家賃の支払いが継続しますので老後資金を取り崩していくペースは速いでしょう。ただしマイホーム購入費用として充てていない貯蓄部分があるので、老後資金をその分多く準備することができます。

 

独身の人が資産運用前に考えておきたいこと
年収400万円の独身の人が将来に向けて資産運用を考えるのなら、正社員であることが望ましく、非正規社員であれば実家に住んで住居費を抑えたほうが良いと言えます。まずは80歳までの収支や必要な貯蓄額について考えていくことから始めてみましょう。

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