アパート経営の空室対策として考えたいことは?

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住み替えを検討している人にとって、どのような物件が良いか、ニーズはそれぞれ異なります。
アパート経営を行う人にとって、空室状態の部屋が長く存在してしまうと家賃の値下げを考えてしまいがちです。しかしその前に、まずはできる策はないかを考えましょう。

 

家賃を下げて解決するのではダメ
当初の経営計画を維持するためには安定した収益の確保が重要です。そのため家賃は設定したまま現状を維持したほうが望ましいので、違う方向から空室対策を検討してみることが必要になると言えるでしょう。

 

物件の実力の確認を
空室対策でまず把握したいのは所有している物件にどのくらいの実力があるかです。同じエリア内の家賃相場、ニーズ、ライバル物件と比較した場合の優位性など、入居率にも影響します。設備も含めて納得できる家賃なら、多少高くても空室は埋まるはずです。
設備で注目したいのは、浴室乾燥機、温水洗浄便座、ウォークインクローゼット、モニター付きインターホン、2口以上コンロ、宅配ボックスなどです。最近の新築物件では完備されていることが多いので、設備を充実させるなら検討してみましょう。

 

検索サイトにヒットするような設備を!
例えば不動産のポータルサイトでも「こだわり検索」で設備にチェックを入れ、対象となる物件が検索できるようになっています。
そのためニーズに合った設備が備わっていない物件は閲覧されない可能性があるので、注目度を上げるために検索にヒットする設備を取り入れたほうが良いと言えるでしょう。

 

アパート1階への対策は?
また、アパート1階は防犯やプライバシーが守られにくいという部分で敬遠されがちです。
そのためセキュリティを強化するために窓は防犯強化ガラスや防犯フィルム、2重ロックなどを採用し、玄関ドアも2ロックやディンプルキーにする、さらにインターホンはTVモニター付きのものを取り入れることでニーズが高まると考えられるでしょう。
プライバシーを確保する対策としては、例えば室内物干し金物を有効活用し、天井から物干し竿を通す金物が下がっていて不要な時は取り外すことが可能になっているものが良いでしょう。
・1階だから出来ることもある
ただし1階に庭があるアパートなら、洗濯物が多く干せたり収納スペースを確保しやすかったり、また、最近流行っている家庭菜園を楽しめるといったメリットもあります。そのような部分をアピールすることも方法の1つと言えるでしょう。木々などで上手く目隠しできるケースもあるので、設備として検討しても良いでしょう。

 

空室状態から改善させるために
このようにアパート経営における空室対策には様々なものがあります。どのような形で策を打つかはエリアのニーズによりますが、できるだけ多くのニーズにヒットできるように、そして他物件よりも優位に立てる形にするためにも、設備投資を検討することをオススメします!

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