ワンルームマンション投資で重要になる空室対策とは?

不動産経営において、最大のリスクと言えるのは空室リスクです。長期に渡り部屋の借り手が見つからなければ、ローンを組んで物件を購入している投資家は、ローン返済に充てる収入が減少し、困難な状況に陥ります。
空室を出さないように、ワンルームマンション投資を行うなら事前の対策を心掛けておく必要があります。

 

空室が出てもすぐ部屋が埋まりやすい場所は?
日本の人口は減少していると言われていても、世帯数は増加傾向にあります。ただし増加しているのは大都市圏で、地方では減少している状況です。
世帯が増加している立地で適切な物件を選んでおけば、仮に空室になったとしてもすぐに次の入居希望者が見つかりやすくなるはずです。
今検討している物件があるなら、その物件のエリアは世帯数が増えているか確認しておきましょう。

 

需要が高い立地を選ぶこと
見晴らしが良く自然に囲まれた緑溢れる静かな立地という条件は、聞く人によってはとても素晴らしい立地のように感じるかもしれません。
しかし交通や買い物の利便性を求める人にとっては、重要が高いとは言えないでしょう。このように空室が出てしまう背景には、需要と供給が合ってない状況が考えられます。
特にワンルームマンションは単身で生活する人や、実家から出てきた学生、女性などもターゲット層となりますが、静かな環境ではなく、利便性の高いエリアの物件に需要が集まります。

 

ターゲット層を絞ると部屋が埋まらない可能性が高くなる
また、大きな工場や大学などが近くにある物件に対して、従業員や大学生が入居する可能性が高いと見込み投資するケースもあるようですが、空室リスクは決して低くありません。
工場の従業員は3月と9月、大学生は3月が移動シーズンで、この時期以外に退去者が出てしまうと次の移動シーズンを迎えるまで空室は埋まらない可能性が出てきます。
この様な事から、なるべく様々な需要が重なるエリアの物件に投資する事が望ましいと言えるでしょう。

 

空室リスクと同様に家賃下落リスクにも注意
そして大都市圏でも、今後人口が増加する可能性のあるエリアにアクセスできる場所を選びましょう。同じ大都市圏でも人口の増減による二極化が予想されます。主要沿線から徒歩10分圏内の立地なら需要は高いでしょう。
また、空室リスクと同様に家賃の下落リスクも気にしておく必要があります。仮に空室状態が長く続き、家賃を下げることも検討しなくてはいけないという状況になった時にどのように判断するかは大きな問題です。
簡単に家賃を引き下げていても根本的な解決はできないので、そうならない為にも需要が高い立地のワンルームマンションで投資を行う事が事前の空室対策として必要だと言えるでしょう。

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