大家さんになりたいなら空室対策は欠かせない理由とは?

自己資金ゼロでも手軽に始める事ができる資産運用として「不動産投資」を検討するサラリーマンも増えています。
長期的に安定した収入を家賃として得る事ができれば、リタイアした後も安心できると思うかもしれません。しかし実際に不動産投資で成功出来ている人は、将来的なリスクに対する予防や回避策をしっかり立てている人だけです。
不動産経営を行う場合、最大のリスクと言えるのが「空室」です。それに加えて予想以上に修繕費用が掛かるケースや、不動産価値の低下なども考えられますので、不動産投資を成功させるためにも事前に万一の対応策を講じておく様にしましょう。

 

サブリースは本当に有効?
例えば大家さんが管理会社に部屋を賃借して、管理会社が第三者に部屋を賃借する「サブリース」などもあります。
確かに空室が出た時の家賃収入の保証にはなったとしても満室の場合には賃料の7~9割でしか家賃収入を得る事が出来なくなってしまいます。
家賃が保証されるとしても、数年ごとに更新契約の見直しがあるので保証される家賃は相場により変動します。家賃収入が減れば保証される家賃も減るという事を把握しておかなければ、家賃保証が下がった時に損失や不利益がでる可能性もあります。

 

未来の大家さんがターゲットにしている層は?
空室が出やすい物件は、建物を建設する時に満室になる企画が検討されていなかった可能性があります。後から空室が増えたというよりは、そもそも空室になってしまう背景を抱えた物件だったとも考えられるでしょう。
物件のターゲット層が明確にされているか、再度確認してみましょう。年齢はいくつくらいで、性別や年収、家族構成、ライフスタイルなど、明確に答えられるでしょうか。
ターゲット層がイメージできないという事は、対象となる入居者が住みたいと思える物件ではない可能性もあります。

 

周辺のマーケティングも必要
また、物件周辺の市場調査も必要ですが、目安としては2~5km範囲の物件の家賃、住んでいる人の属性などを把握しておく事が必要です。
空室が長期化した後で対策を講じても間に合わないという事になります。不動産投資を始める段階で、ターゲット層をできるだけ細かく決め、その人たちが住みたいと思える様な物件になっているか、見た目や設備、間取りなど様々な項目を検討していく必要があります。
そして周辺エリアの家賃相場や住民属性なども把握した上で、契約内容なども他に引けを取らない内容になっているか検討していく必要があるでしょう。

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