資産形成や運用にはどの様な種類がある？

資産形成について考えたくても、実際に資金を運用する方法にはどの様なものがあるかを知っていなければ将来的な計画が立てにくくなります。
そこで資産形成に活用できる運用方法について、どの様なものがあるかを確認しておきましょう。

個人向け国債
収益性は低いけれど、安定して安全に運用をしたいという人が活用するなら「個人向け国債」を活用しましょう。ローリスク・ローリターンの金融商品です。
国が発行する債券なので日本が破綻する事によるリスクはあるものの、安全性が高く最低金利が保証されているなどメリットはあります。1万円など少額から購入できるのも魅力の理由です。

株式投資
株式投資というと上手くいけば大きく儲ける事ができるけれど、失敗すると大損をしてしまう可能性もあります。
いわゆるハイリスク・ハイリターン商品ですが、上場企業の株式から投資銘柄を選ぶ事になるので企業の業績などは確認した上で購入しましょう。
値上がり益以外に配当益も期待でき、さらに株主優待などのメリットもありますが、元本割れリスクや企業が倒産するリスクなども踏まえて検討する必要があります。

投資信託
自分がどのくらいのリスクなら受け入れる事ができるか、リスク許容度に合った内容のものを選ぶ事ができます。収益性は個人向け国債より高く、ローリスク・ローリターンのものからハイリスク・ハイリターンのものまで、種類がとても豊富です。
また、運用は専門家が行うため、投資について知識が浅くても投資ができるというメリットもあります。
こちらも1万円など少額から購入ができますが、投資なので当然元本割れするリスクはありますし、運用に割高なコストが掛かるものもありますので、確認しておく事が大切です。

外貨預金
利息収入と為替差益、この2つのリターンを期待できる商品ですが、反対に為替差損リスクもあるのでミドルリスク・ミドルリターン商品だと言えます。
利息収入は、海外の利率が高い事によるものですが、円安になれば為替差益を得る事もできます。
しかし為替が反対に円高になった場合には、利息はなくなり元本割れというリスクがあるのでその点を理解しておきましょう。

不動産投資
賃貸物件により入居者から家賃を得る方法ですが、比較的安定して収入を得る事ができ、さらに値上がり益を得る事ができる可能性もあります。
ただし不動産を購入するための初期費用が必要であり、しかも空室が出た場合に家賃が得られなくなる事、家賃を値下げしなくてはいけなくなるといったリスクもありますので、その点は理解しておきましょう。

自分に最も合う方法の選択を
資産運用には様々な種類がありますが、どの方法もメリットとデメリットがありますので一番自分にとって良い方法を選ぶようにしましょう。