資産運用で失敗する理由はファンドの選び方?

生活をしていく上で、子供の教育資金や老後のための備えなど、貯蓄は必要だとわかっていても超低金利と言われる世の中で銀行の預貯金だけではお金は増えません。
しかし貯蓄をすることに焦りを感じて間違った投資方法を行い、資産運用が失敗に終わるケースもあります。

 

人気の毎月分配型ファンドが失敗の理由?
個人事業主などは公的年金の受給額も少ないので、老後資金のために資産運用を考える人も多いでしょう。
人気のある毎月分配型ファンドなどは、毎月分配金を受取ることができるので老後も生活費の不足分を補うことができると考える人も多いようです。
しかしこの毎月分配型ファンドは、1か月の運用収益の一部が還元される仕組みになっていますので、長期運用を目指すなら購入しないほうが良い商品です。

 

長期投資で得ることができるメリットを理解すること
長期投資によって得られるメリットとは、運用で生じた利益をさらに株式や債券の買い増しに使えることです。投資元本を増やしてさらに運用益を増やす複利効果を得ることができるところにあります。
それなのに利益を再び投資することなく分配金として受取ってしまえば、せっかく雪だるま式に増えるはずの運用益を得ることはできなくなります。
また、毎月分配金を受取ることができるのは運用益が上がった場合なので、上がらなければ元本を取り崩して分配金に充てることもあるので元本が減ってしまいます。
利益が出ていると誤解し、実は資産が目減りしていることに気がつかず失敗するケースもあるようです。

 

販売を優先させる担当者は長期投資を望まない
実際に個人投資家が投信を保有する年数は平均で3.5年くらいなので、長期の資産形成ができていないことのあらわれだと言えます。
また、金融機関の販売担当者の中には販売手数料を稼ぐための商品と考えている人もいます。販売手数料を稼ぐには個人投資家に長期で保有してもらうのではなく、次々に新しい商品を購入させたほうが効率は良いでしょう。

 

毎月分配型は損?得?
高利回りの不動産投資信託に投資するタイプのもの、他にも通貨選択型のものなどは毎月分配型が定番の商品になっていますので、一時期は根強い人気でした。
しかし実際の実力よりも上回る分配を行ったことで、投資信託の値段である基準価額が1万円を割り込むファンドが多くなってします。

 

失敗しないファンド選びを!
将来的な資金を確保するために資産運用を考えるのなら、中長期に渡る安定したキャッシュフローを確保していく必要があるでしょう。
分配額に捉われることのないように、どのくらいの期間で分配水準が継続できるものか確認し、その余裕月数ができるだけ長いファンドを選択することが大切です。

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