賃貸物件の空室対策には意味のあるリノベーションを

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入居者ニーズは変化していくため、賃貸物件も差別化していくことが必要になります。
そのため設備を最新のものに変えることやクロスを洒落たものに変えるなど、入居者ニーズに適用できるリフォームやリノベーションを検討することもあるでしょう。

そのリフォームやリノベーションは本当に正解?
例えば和室よりも洋室のほうが人気は高いので、畳の部屋を無くしてフローリングの床に変更するといったことも検討するでしょう。
しかしただ入居者が好むデザインなどに変更することばかりに目を向けないことが大切です。仮に和室を洋風の部屋に変えたとしても、風呂場は給湯設備もシャワー設備もない不便なままだとしたら床をフローリングにしても意味がありません。
床だけはフローリングだけれど押し入れは和風のままという状態もやはり意味がありません。古く見える部分を新しくしても、全体的にバランスが取れていなければどこかおかしい部屋になってしまいます。

費用対効果が失われないように
デザイン性や豪華さなどに気合いが入りすぎて、費用対効果がどこかに行ってしまったリフォームやリノベーションも多く存在しています。
このようなことを避けるためにも、まずはターゲットとなる層を決めてから部屋の方向性を決定していきましょう。
20歳と60歳の入居者では希望する部屋の雰囲気や、必要とする部分は異なります。リフォームやリノベーションで空室対策をしていくなら、まずはどのような入居者にどのくらいの家賃で貸したいのかを決めることが必要です。

リフォームは経費?それとも投資?
次にそのリフォームやリノベーションが単なる経費なのか、それとも投資なのかを考えていきます。
コストを抑えて費用対効果を高くしていくことは同じですが、経費と考えるのか投資と考えるかでは優先する事項が反対になります。
もし経費と捉えるのなら、まずコストをできるだけ抑えることを考えた後で費用対効果を考えていきます。同じコストを払うなら、もっと良い方法がないかを考えることになるでしょう。
投資と捉えるならこの反対で、費用対効果を考えることが先になります。費用をあと少しだせば、もっと効果が出る方法はないかを考えて行きます。

経費か投資か決まった後でコンセプトを決めること
その上でリフォームやリノベーションの方向性やデザインなど、コンセプトを決定していきます。
まるで企業を経営していくような戦略を立てていくことで、賃貸物件のリフォームやリノベーションを空室対策に繋げることができるでしょう。
せっかく行ったリフォームなどが無駄になってしまうことだけは避けるべきですので、まずはターゲットになる層を決めることから始めましょう。