資産形成において抱える悩みや多く相談されている内容は?

将来的な備えとして資産形成を考える人は増えていますが、その際に自身でリスク管理を行いながら運用することは口で言うのは簡単でも実行することは難しいことです。
資産形成のための運用で、実際多くの人がどのようなことに悩み、相談しているのか、その内容を参考に自身の運用方法も見つめ直してみましょう。

運用が上手くいくと調子に乗ってしまう?
いくらリスクを認識していたとしても、実施に利益が出て運用の調子が良くなると儲けたい気持ちが強くなってしまうものです。
少し儲かると、さらに儲けたい気持ちが強くなり、始めたばかりで想像よりも運用に調子が出てくると簡単に儲けることができるとつい油断してしまうといった人もいるでしょう。
運用に失敗してしまうと悩む人はこのような傾向が見られるケースがありますが、油断は投資のポジションを高めてしまうことになり、結果として大きな損失を抱える可能性を高めてしまいますので冷静な判断が必要です。

何となく運用することは好ましくない?
資産形成のために運用するのなら、まず目的を持つことです。住宅資金や教育資金など、運用目的をはっきりさせることで比較的リスクが抑えやすくなるでしょう。
仮に目的がなかったとしても、ある程度儲けたいのか、それとも大きく儲けたいのかなど、どのような運用をしたいかなどを決めることも必要です。

運用目的が決まらないと許せるリスクの範囲も決まらない
大きく人生が変わってしまうほど儲けたいという場合には実際分散投資をしている余裕はありません。リスクの高い運用を行い、得意とする投資対象を使いながら一点に集中して戦略を立てて行く必要があります。
反対に元本を守りながら安全性を重視した運用を望むのなら、リスク資産などは一切組み入れず預貯金などだけで運用するといったことになるでしょう。
リスクの許容範囲によって資産運用の方法は変わってきます。そしてあとはマーケット次第ということになりますので、自分で選ぶのが難しいのなら投資信託やETFを使いながらマーケットの動きに乗ることを検討していくことになるでしょう。

ポートフォリオの組み方がわからない?
全ての資産の中でどこまでのリスクが許せるか決まれば、あとはどのような資産にお金を配分していくかを考えることになります。
例えばインフレリスクに対応するポートフォリオを組むのなら、リスク性資産は20%程度にするなど、どこまで損を許せるかを決めておいた上で判断することになるでしょう。
ギャンブラー型の人の場合は個別銘柄で運用することを好む傾向がありますが、この場合には損失が半分は生じるリスクを覚悟した上で決めることが必要です。大きく損をするリスクはある分、投資できる金額は少額になります。
対して分散できているポートフォリオなら、損失は3割程度に抑えることができ、投資できる金額は大きくなります。

何に分散投資すれば良い?
多くの人が分散投資型でのポートフォリオを前提として運用を考えることが多いようですが、その際に何に分散するかを悩むケースがほとんどです。
投資信託やETFの種類も多様化しているので、幅広い資産に分散投資が可能となっています。
ETFだけでも不動産やコモディティに投資ができますので、以前はコモディティと言えば先物取引を行うことが多かったのですが、今は違います。株価との相関性も低く、分散投資のツールとしては有効だと言えるでしょう。
どのように資産運用をしたいか、目的を決めた上で取れるリスクの範囲からポートフォリオを組むという流れで資産運用をしていきましょう。

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