資産運用のリスク許容度の決め方とリターンとの関係は?

自分のお金を増やすために貯蓄だけでなく投資をしているという人もいるでしょう。貯蓄や投資を資産運用と言いますが、資産運用にはリスクが存在します。
ただし投資におけるリスクとは、一般的に考えられる危険性ではなくリターンの変動(ブレ)のことをあらわします。

投資のリターンとは?
株式や投資信託等の金融商品の価格は変動していますので、値上がり次第で収益を得ることもできます。
投資した資金から得ることができる収益がリターンですが、株などのように大きく値が動く金融商品に投資した場合、高いリターンも期待できますが大きな損失が出る可能性もあります。
反対に値動きが小さい金融商品でれば、リターンもさほど期待できない反面、大きな損失が出る可能性も低くなります。

リターンを左右するリスクとは?
また、投資におけるリスクとはリターンの変動のことですが、リターンを左右するリスクも存在しています。
リスクの種類として、投資した金融商品の価格が変動する「価格変動リスク」、金利の変動で資産価値が変動する「金利変動リスク」、円と外国為替の相場の変動で資産価値が変わる「為替変動リスク」、倒産や債務不履行などの「信用リスク」、政治や経済状況の変化で資産価値が変動する「カントリーリスク」があります。

リスクとリターンは表裏一体
金融商品のリスクとリターンは表裏一体の関係にありますので、ローリスク・ハイリターンという運用商品は原則存在しません。
リスクが高いものほどリターンは高くなり、リスクが低ければリターンも低くなります。自分のリスク許容度を決めた上で、目的に合った資産配分や金融商品選びを行うようにしましょう。

リスク許容度の決め方は?
リターンがマイナスに振れた場合、どのくらいならマイナスになっても良いかという受け入れ度合いを「リスク許容度」といいます。
リスク許容度は、投資元本がマイナスになってもどのくらいまでなら生活に影響しないか、気持ちとして耐えることができるかです。
その人の年齢による今後の運用期間、家族構成や人数、資産規模や年収、そして投資経験や性格などを踏まえて考えましょう。

投資は続けることが大切?
投資は継続していくことで効果を得ることができます。仮に大きな損失を被ってしまえば継続もできなくなるでしょうし、生活にも影響を及ぼします。
どの程度まで資産が目減りしたとしても生活に影響することがないか、投資を続けて行くことができるかなど、自分の家計の状況や預貯金、近年迎えるライフステージなども踏まえて検討していくことが必要です。

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