即日入居できる物件は何か問題のある物件?

引っ越しして即日入居したいという場合は少なくありません。例えば突然転勤の辞令が出た場合などがそのようなケースとして考えられますが、部屋探しの条件の中に「即入居可物件」というものもあります。

しかしなぜその物件が即入居できる物件になっているのか、注意しておくべき点について確認しておきましょう。

なぜ物件に即日入居ができる?

即入居できる状態であるというとは、現時点で入居者がいないからです。

退去待ちではないのでいつでも入居できる状況であるため、すぐ入居できる物件を探している人にとっては都合の良い物件のように思えるかもしれません。しかし裏を返せばしばらく空室状態が続いた人気のない物件であるとも考えられるため、しばらく誰も住んでいなかったことで部屋にカビの臭いが充満していないかなど確認が必要です。

長期間なぜ空室だった?

また、長期空室だった理由として、周辺の賃料相場より高めの設定になっていたり、立地条件があまり良くなかったり、さらには騒音や近隣トラブルなど苦情が多い物件であることも注意が必要です。

実際に見て確認をすること!

それでも早く入居できる物件を探す必要があるので即入居可物件を希望するという場合は、一度実際に自分の目で見て確認することが必要です。

どのような物件なのか、日当たりや臭い、音、設備、周辺環境などを確認し、いつごろから空室状態が続いているのか、以前の入居者はなぜ退去したのかなど尋ねてみると良いでしょう。

壁紙や鍵は交換されている?

また、即入居できるということは、以前のまま壁紙や鍵もそのままの状態であることも考えられます。そもそも入居者が見つからずに賃料収入を得ることができなかった部屋なので、壁紙の張り替えや鍵交換などは費用が掛かるのでそのままにしていたという事もあるかもしれません。

このような場合、どの程度汚れが残っているかなど確認しておかなければ、今度は自分が退去する時に敷金から張り替え費用を差引かれる可能性もありますし、また、安全面を確保するために退去した時期や最後に鍵を交換した時期を確認し、鍵交換を要求することも検討しましょう。

即入居可=即生活可ではない

また、即入居可物件が即生活可物件であるとは限りません。カーテンの発注や電気や水道、ガスなどライフラインの問合せなど、自分で行わなければならない手続きもあります。

新築や未入居物件の中でも即入居可としている物件はありますし、人気物件だけれど最近退去したなどタイミングによって良い物件が見つかる可能性もありますので、急ぐ場合には信頼できる不動産業者に相談してみる様にしましょう。

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