住宅ローンの借入金はいくらまで借りることができる?限度額の目安とは?

マイホームを購入する時には住宅ローンからお金を借りることになることが大半ですが、住宅ローンでいくらまで借入ができるかという限度額は何を基準に決められることになるのでしょう。目安になるものとして収入などが考えられますが、金融機関で行われる住宅ローンの審査の方法などについて確認しておきましょう。

金融機関では審査金利で判断される

マイホームを購入する際には、自分がどのくらいの金額を住宅ローンから借入できるのか、その限度額が気になるところでしょう。

住宅ローンの申し込みを行うと、金融機関ではお金を貸しても良いか判断するために審査が実施されることになります。この審査では、金融機関独自の金利である「審査金利」を用いて審査を行うことになるようです。

シミュレーションサイトはあくまでも目安

住宅ローンでいくらお金を借りることができるのかによって、購入する物件も変わる可能性があります。

そこでインターネットなどで年収や借入期間などの項目に入力して借入可能額を確認することができるシミュレーションサイトなどを利用しても、あまりにも簡易的すぎて本当に信用して良いものか不安になることもあるようです。

シミュレーションサイトなどで弾き出される額はあくまでも目安ですので、実際の借入可能額はもっと複雑な方法で算出されると理解しておくようにしましょう。

審査金利は何%?

金融機関が審査で用いる審査金利は3~4%とかなり高めです。

この審査金利は、実際に金融機関がお金を貸し出す時の金利ではなく、住宅ローンの審査用に独自に設定された金利なので、インターネットで銀行のWebサイトなどを確認しても記載されていない金利です。

お金を貸したとしても、景気などで金利が上昇した時に返済されなくなるのは困るので、そのような金利上昇などを見越した上での金利で審査を行うため、公表されている金利よりかなり高めの3~4%くらいで審査されます。

審査金利以外に返済負担率でも判断される

また、金融機関では「返済負担率」という指標も使用するようですが、この返済負担率は年間の返済額を年収で割って計算します。

この返済負担率が高い場合、毎月の返済が厳しくなることが予測されますので、通常25%までなら返済に余裕があると判断されます。

ただし借入限度額を判断する場合の返済負担率は40%程度が目安となっており、少し甘めに設定している金融機関が多いようです。

フラット35を利用すると借入限度額を予想しやすい?

ただし、半官半民の「フラット35」を利用する場合は、融資の時の金利が審査金利となっていますので、借入限度額を確認しやすいと言えます。また、返済負担率も年収400万円以上なら35%以下、年収400万円未満なら30%以下と規定がありますので、どのくらいまで借入れができるのか自分で想定することができます。

ただし金利は毎月変わっていきますので、借入限度額のぎりぎりの範囲で資金を借りてしまった場合、後で返済に追われることになる可能性もあるため注意が必要です。

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