【不動産】投資と投機は何が違う?不動産に資金を投下することはどっち?


老後の生活資金への備えに資産運用に目を向ける方は増えていますが、この時、「投資」と「投機」のどちらなのか間違わないようにしなければなりません。

資産運用の方法は様々ですが、その中で不動産に資金を投下することは、投資と投機、どちらに該当するのでしょう。

投資とは?
「投資」とは、利益を得るために資金を投下することであり、元本保全と一定利回りを目的としたものです。

利益を得る目的で株や債券、不動産などにお金を投じることは「投資」といえるでしょう。

投機とは?

一方の「投機」とは、損失の危険を冒しつつも大きな利益を狙うことで、市価の変動を予想しながら差益を得る取引です。

株や債券へ資金を投下する場合でも、デイトレードやスイングトレードといった短期的な価格変動を予想して売買益を狙う取引は、投資ではなく投機に含まれます。

投資と投機、どちらを選ぶのかは運用スタンスによって変わることになりますが、例え同じ資産や金融商品に資金を投下する場合でも、取り組み方や考え方、取引方法によって投資にも投機にもなります。

不動産に資金を投下することは?

老後資金への備えとして、不動産で将来的に不労収入を得るために賃貸経営を行うことは不動産に対する「投資」です。

土地価格が下がった時に買い、高くなって売却することは土地「投機」と呼ばれます。

その中でも値上がりが見込める土地を買い占めて転売して買い戻す行為を繰り返し、地価を吊り上げ最後は高額で売却する「土地ころがし」と呼ばれることもバブル期には行われていました。

投機と投資は別のもの

投機と投資はまったく別のものです。株に投機して勝ち続けることはプロでも困難で、ハイリターンは期待できても、あっという間に大きな損失が生じる可能性も背後にあります。

投機は危険、投資は安全というわけではなく、当然、投資にも様々なリスクは存在します。そのリスクを少しでも抑えながら、安全に長く資産を運用していくことが大切です。

もし不動産に対する「投資」を始めるのなら

老後の生活資金の備えなどのために、今から不動産投資を始めようと思うなら、安定した家賃収入を得ることができる対策と、最終的に売却した時の収益についても考えておく必要があります。

現物資産を手に入れることができるので、将来は売却するのか、家族や自分の住宅として使うのか、最終的な出口についても考えておいた方がよいでしょう。

空室リスクや老朽化、価格の下落や融資金利など、様々なリスク対応をしっかり行っておけば、税金対策やインフレ対策にも有効な投資方法といえるので、投資対象の1つとして検討してみてはいかがでしょう。