【不動産】投資した資金は何年で回収できるかを考える重要性とは?

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不動産投資では、投下資金を早く回収し、キャッシュを積み上げていく投資方法を行うことが望まれます。

不動産投資を行う目的は人によってそれぞれですが、特に資産形成を目的として投資用物件を購入して運用する場合、投入した自己資金を何年で回収できるのか、さらに利益を何年で確定できるかを考えておくようにしましょう。

長期的な事業収支を考える

まず、資金を何年で回収できるのかを確認するために、長期的な事業収支についてシミュレーションを作成することが必要です。

単に価格が安い、または利回りが高いなど、部件を購入した時点の数字ではなくて、購入した人がどのような計画を立てて不動産経営を行うかで収支は大きく変動します。

個人で物件を購入することを検討しているのなら、短くても10年、できれば20~30年くらいをイメージして考えるようにしましょう。

利益確定の時期を考える前に

また、利益確定の時期について、個人の場合だと20~25年で長期的なローンを利用することになるので、短期間で利益を確定しなくてもよいでしょう。

収益を長期的に確保できることを目指し、ローンが完済してから利益確定すると考えても問題ありません。

ただし、不動産投資は売却して換金しなければ、本当に投資が成功したのか判断できませんので、売却しない状態の含み益で判断しても、その水準が適正かまでわからないのです。

継続して所有し続けるのか、それとも買いかえるのかなど、途中で判断することが必要になるタイミングも出てくると認識しておきましょう。

利益確定を検討するタイミングは?

利益確定を考えるタイミングとして、不動産投資を開始してから5年、または10年後などが挙げられます。

5年で一度検討する理由として、仮に不動産を売却したときにかかる譲渡所得の税率が関係します。所有期間が5年未満の物件を売却する短期譲渡では税率が39%になるのに対し、5年以上の長期譲渡であれば20%しかかかりません。

また、10年というタイミングは新築物件を購入したときです。購入して10年も経てば一定の修繕が必要になりますので、修繕が必要になったタイミングで費用をかけて所有を継続するのか、それとも売却して別の物件で不動産投資を行うのか決めることが必要になります。

実務に詳しい専門家に相談して検討を

いずれにしてもローンの返済シミュレーションが必要になりますので、5年や10年経ったときにどのくらいローンの支払いが残っているかを把握しておきましょう。

なお、正確な不動産投資のシミュレーションには、やはり実務に詳しい専門家の知識や経験なども必要です。専門かに相談して検討した方が良いと言えるでしょう。

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