【不動産】投資に充てるための余裕資金を捻出するには?
投資は預貯金とは異なり元本割れが起きる事もあるため、余裕資金を充てて行うべきだと言えるでしょう。しかし実際のところ、余裕資金を捻出する事は難しいとなれば、いつまでたっても投資が始められないという事になってしまいます。
では、どのように投資に充てる余裕資金を捻出していけば良いのか、その方法などについて考えていきましょう。
余裕資金に充てる事ができるお金とは?
一般的な家計での余裕資金とはどのような資金でしょう。例えば数年後に家族で旅行するために貯めている資金や、将来子どもが大学に進学した時に使う予定のある教育資金など、予定を見越して積み立てているお金は余裕資金に含まれるでしょうか。
教育資金は元本割れしてしまうと入学資金が不足する可能性がありますので、投資に回す事は避けたほうが良いと言えます。
しかし家族で旅行するための費用については、個人的な裁量によって予算を組み直す事ができるので、ある程度の資金は融通がききます。
・少しずつ目標を高めて行きながら資金確保を!
日々の生活の中で、少し縮小すれば良い部分を縮小しながら、仮に10万円貯まれば次は数十万円、給料の数か月分というように少しずつ目標を高くして資金確保を検討していくようにしましょう。
不動産投資に目を向けてみては?
余裕資金なら万一、元本割れしてもダメージが少ないと考えられますが、なかなか確保が難しいという場合には投資で資金を作る事を検討してみましょう。
例えば不動産に投資して不動産経営を行い、家主として家賃収入を得る方法などがあります。ローンを利用して賃貸物件を購入する事になっても、家賃として収入を継続して得る事ができれば返済していく事ができますし、確実に資産は手元に残ります。
また、マンションの一室を購入して、賃貸に出し家賃収入を得るという方法もありますが、2020年に開催される東京オリンピックに向け、不動産市場は今注目されている状態なので、現状で購入できる物件に目を向けてみるのも方法の1つだと言えるでしょう。
不動産投資には他にもメリットがある
サラリーマンの人は毎月一定の給料を勤務先から受取っている状況なので、安定した収入がある事で金融機関からの融資も受けやすいかもしれません。
なお、不動産所得を申告する場合には、物件価格を耐用年数で応じて毎年経費として計上していく減価償却が行われます。途中、修繕費が発生して収支が赤字になっても、本業分の収入と損益通算できるので税金が還付になる可能性もあります。