不動産投資は貯金がゼロでも始めることができる?

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不動産投資をしたいけれど、貯金がゼロで自己資金がない場合は難しいのでしょうか。結論から言ってしまうと、始めることはできても難易度は高くなるので、まずはある程度の自己資金を貯めることが必要だと言えるでしょう。

不動産投資による利益とは?

不動産投資による利益には、インカムゲインとキャピタルゲインがあります。毎月の家賃収入がインカムゲインで、不動産投資をした金額以上の値段で売却した時の利益がキャピタルゲインです。

会社員などが不動産投資で成功するためには、インカムゲインを多く得ることがポイントとなるでしょう。

銀行からの全額融資ができれば不動産投資が可能

不動産投資は自分のものではないお金で投資をすることができる投資方法です。例えば1億円の不動産は1億円の資金が無いと購入できないと思うでしょう。しかし不動産オーナーは銀行から1億円の融資を受けて不動産を購入しています。

マイホームも住宅ローンを何年も組んで毎月定額を返済していきますが、形式上は同じことです。

マイホームとは返済資金の出所が異なる

マイホームの場合は自身の給料から住宅ローンの返済を毎月行っていくことになりますが、不動産投資物件のローンの返済は物件を貸したことで得たキャピタルゲインから返済していくことになります。

仮に1億円の不動産投資を行った場合でも、購入した不動産の実質利回りが5%としたら約20年で完済できるでしょう。

全額融資が可能な物件選びが重要

自己資金がゼロの状態で不動産投資を実行する場合、まずは銀行から物件購入資金が全額融資できるかがポイントになるでしょう。

全額融資が可能な物件かどうかの判断は、積算評価の高さと収益評価の高さで判断されます。

積算評価は土地と建物の評価を合計したもので、収益評価はその不動産で得ることができるキャピタルゲインの高さの評価です。この2つが共に高いと判断されれば、全額融資の可能性が高くなります。

貯金ゼロで始めないほうが良い理由

不動産投資を成功させたいなら、最低でも300万円くらいは貯めた上で検討することが必要です。それができないなら物件を買うこともできないでしょう。

仮に全額融資で物件を購入できたとしても、購入後すぐに空室が出た場合や設備部分などに不具合が出て修理が必要になった場合、それらの費用をどのように補填するかも考えておく必要があります。

そのため余裕資金としてある程度保有した状態で始めなければ、会社員なら自身の給料から費用を捻出することになるでしょう。

仮にその状態が続いてしまうといつか給料も底をつく可能性がありますので、運営面を考えるとある程度貯金を持った上で始めた方が良いと言えます。

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