資産運用で必ず元本が保証される投資対象は存在する?


ゆたかな老後を送るためにも、資産は寝かしておくだけでなく、上手に運用して増やすことが必要とされています。しかし、投資はリスクがあるので、元本を失うことになるのは避けたいと誰もが思うところでしょう。

元本は保証され、なおかつ大きなリターンを得ることができる方法があればよいのですが、実際のところ、リスクのあるところにリターンは生じる可能性があります。ただ、リスクは、時間や分散という方法を用いることで、抑えることも可能です。

日本は今後、どのような経済環境になる?

日本の成長率を予想した場合、今後も他の先進国や新興国より低い水準になると考えられます。日本は財政赤字が続いているので、今後も増税される可能性などもあり、実際2019年10月からは消費税が10%に引き上げされます。

新興国の経済成長、さらに世界的な人口増加で、食料やエネルギーに対しての需要は高まるため、物価も上昇していくことが予想されるのに対し、日本の金利は世界より低い状況です。

低金利と言われる時代が長く続き、現在では銀行などに預金していても預け入れたお金は増えにくくなっています。企業も借入資金の返済を進め、資金余剰となっており、企業の資金に対する需要が低下していることから考えても、金利は上がりにくい状況です。

バランス良い資産運用が必要

このような日本の経済環境などを背景にして資産運用を考えるのなら、バランスよく運用してく資産分散を検討しましょう。

それぞれのライフプランに合わせた資金の色分けで、いろいろな金融資産へとバランスよく配分して運用することが必要になります。

また、分散投資に加えて時間を味方にする長期投資もリスク軽減に繋がります。時間を分散させることで、投資成果がバラつくことを抑えることができるからです。

万一に備えて投資対象を複数に分け、さらに一度にまとめて購入するのではなく複数回に分けることでリスクを低く抑えることができます。

銀行の預金なら元本が保証される?

どのような投資対象でもリスクを抱えることになります。銀行の預金は安心だと思っているかもしれませんが、銀行も倒産してしまう可能性は否定できません。銀行は預金保険に加盟していますので、万一が倒産した場合でも保険で負担されます。しかし、預金者1名につき1,000万円とその利息までと定めがあり、満額保証されるわけではありません。

そのように考えると、元本が必ずしも保証される資産運用は存在しないと言えるでしょう。

現物資産を手にする不動産投資も検討してみては?

なお、不動産を購入して運用する不動産投資は、不動産という現物資産を手にいれることになるため、株式などのように損失により一気に資産がゼロになる可能性は低いことが特徴です。

もし元本保証を求めるのなら、不動産投資なども視野に入れて検討してみるとよいでしょう。