アパート経営で重要なのは満室状態を続けること！そのために何をすれば良い？

アパート経営において、収益不動産を満室状態にすることはとても重要なことです。空室が続けば賃料収入に影響しますので、できる限り長く入居者に継続して部屋を借りてもらうことが求められますが、常に満室という物件はよほど条件が良い、または新しい物件に限られると言えます。

しかし、中には厳しい状況の中でも満室状態を継続できている物件は存在します。そこで、どのような点に注意してアパート経営を行えば満室状態を続けることができるのか、確認しておきましょう。

競合物件との差別化は図ることができている？

築年数も経過して外壁もそれほどきれいと言えなくても、なぜか満室が続いている物件もあります。

そのような物件の場合、室内はきれいな状態が保たれていたり、標準設備としてコンロや照明、ウォッシュレットなどを導入していたり、さらに広告費に費用をかけているなど、投資できる部分には力を入れている様子が見られます。

空室対策の基本的な部分はしっかり手抜きや漏れのないように忠実に実行し、競合物件との差別化を図ることができていると言えるでしょう。

標準設備を備え、広告費を費やすだけでは足らないという場合には、リフォームを追加で施すことも検討してみましょう。

ある程度は奇抜なデザインであれば、入居を希望する人に対するアピールになりますし、似た物件に埋もれてしまうこともなくなります。

ただし、デザインに頼ることお前提として物件を購入することは避けるようにしましょう。地域によって、どのようなデザインに需要が高いのか判断できない場合もありますし、デザインだけで物件を決めるということは考えられません。あくまでもプラスアルファとしてデザインを考えるようにしてください。

また、満室対策を行う場合には募集に強い管理会社と組むことも必要と言えます。必ず満室状態を確保することを目標に掲げて対策を講じていくなど、管理会社選びは大変重要な項目です。管理会社と相談しながら、空室を出さない対策を考えて行くようにしましょう。

また、空室対策のために賃料を値下げするというオーナーもいるようですが、いろいろな施策を施してフリーレントを長めにするなど、できる対策を講じた上でも満室にならなかった時の最終手段として考えるようにしてください。

空室率がどれだけ高いとしても、物件を購入して3か月で満室にすることを目指し、1か月以上空室状態が続くことは緊急事態なので早い対策が必要になると理解し続けて行く熱意が必要です。