【不動産】資産形成における「投資」と「投機」は何が違う?

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年金制度が不安視される日本において、資産形成は今後、誰でも考えていかなければならない重要な部分です。
しかし、短期的な取引を繰り返し一気に儲けようとすれば、失敗した時の損失も大きくなる可能性があります。
着実に資産を形成していくためには、長期的な視点に立って少しずつ資産を築いていくことが大切だと言えるでしょう。
そのためには「投資」を行い資産を運用していく必要がありますが、似た言葉である「投機」とは何が違うのかについても理解しておくことが大切です。

 

どちらも儲けを期待するなら何が違う?
「投資」と「投機」、どちらも「お金を儲けることができる」というイメージや、反対に「騙されて損をしてしまいそう」という印象を持つ言葉かもしれません。
確かに「上手い投資話があると言われたのに乗っかったら騙されて大損をした!」という話なども、ちらほら耳にすることもあるかもしれません。
しかしこの騙されてしまう人の多くが、「投資」と「投機」の違いを理解できていないと言えます。
この2つの違いを理解し、資産形成においてどちらが重要なのかを考えていく必要があるでしょう。

 

「投資」と「投機」の違いとは?
投資とは長期的に資金を投じていくことで、その結果として生み出される利益や配当の増加や値上がりなどで利益を得ることを目的とします。
対する投機とは、機会に乗じて短期間で利益を得ようとする行為です。
最も値段が安い時に購入し、値が最も上がったタイミングで売れば成功しますが、常に勝ち続けていくことは例え専門家でも困難です。
最近ではビットコイン取引が注目されていますが、激しい値動きである上に、はたして投資対象として適格なものかという批判も多いようです。

 

ビットコインは投資?それとも投機?
「コイン=通貨」と称していますが、中央銀行や政府から信用されているものなのか裏付けもされず、株式や債券などの有価証券のように、利益や配当、利息や元本償還といったキャッシュフローについても裏付けがありません。
売買の需給だけで形成されているのなら、「投資」ではなく「投機」に分類されることになるので、欧米金融界の識者などもビットコインの投機性について批判しているようです。

 

長期戦でじっくり資金を投じて行くことが必要
では、資金を株式や不動産などに投じて投資を行うことが安全で確実性も高いのかと言えばそうではありません。
失敗して自己破産に至る人もいますし、投機買いで偶然の利益を狙う方法もあります。
しかしこの偶然の利益を狙う投機は短期戦ですので、株式も不動産も長期戦でじっくりと資金を投じていくことが大切だと言えるでしょう。

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