リノベーション業界の現状と国の取り組み


現在のリノベーション市場
今住んでいる住まいや、新たに購入する中古物件をリノベーションする方が増えています。
それに伴いリノベーションに関連する事業も増加傾向にあります。
住宅以外で事業などにリノベーションは活用されるようになりました。
古民家などを購入し、古民家の雰囲気を生かしながら間取り変更などのリノベーションを行い、古民家カフェにしたり、宿泊施設にしたりする事例は増えています。
さらに、賃貸経営者が空き部屋対策などのために最新の住居設備を導入するなど、リノベーションが幅広く活用されるようになりました。
こうした様々なリノベーションの広がりと多様なニーズに応えるため、リノベーション事業も発展を遂げています。
こうしたリノベーション需要の高まりはどこから来たのでしょう。
もともと日本は新築物件の人気がほかの先進国と比べても非常に高い国で、現在でもどんどん新築物件は建設され続けています。
こうした新築需要の高い国ではありますが、少子高齢化の影響や思うように経済成長が見込めないなど、日本が抱える深刻な社会問題が背景にあるようです。
こういったこともあり、徐々に人々の住宅に対する考え方が変化しているようです。

 

日本の住宅事情
日本の住宅の数は全世帯数を上回っており、単純に物件の数が余っている状態にあります。
2011年からは日本の人口は減り続けており、今後も減っていくだろうと予想されています。
今後ますます物件余りは深刻化していくでしょう。
かつて日本は持ち家至上主義的な思考が当たり前のようにありましたが、現在はそういうわけでもなく新築を購入せず中古物件をリノベーションして活用するといった人々が増えています。
こういった傾向は若い人々の間で広まっており、今後ますますリノベーション事業は広がりを見せていくでしょうし、もっともっと注目を浴びることになるのではないかと思います。

 

国土交通省の取り組み
現在ある中古住宅などを利用し、無理のない範囲でニーズに合った住宅の確保をすることは、国土交通省により推奨されています。
国土交通省によってリノベーションやリフォームを行う上での問題点を解消すべく、「中古住宅、リフォームトータルプラン」というものも設けられています。
こうした官民挙げてリノベーション業界を盛り上げようと、様々な取り組みがなされています。
私たちも日本が現在抱える中古住宅の問題などと、真剣に向き合わなければいけない時に差し掛かっているのかもしれません。