金沢区の歴史と街の魅力と人口減少の今後

金沢区の歴史と魅力
神奈川県の横浜市を構成する18区の一つに金沢区はあります。
金沢区は横浜市の中でも最も南に位置しております。
正式に金沢区が誕生したのは、昭和23年5月15日で磯子区の一部から金沢区は新設されました。新設された当時の面積は23.48k㎡でしたが、現在では臨海部の埋め立てが進められたこともあり30.68k㎡となっています。
この面積は横浜市の中で6番目に広い区です。
金沢区は最南端であり、東側は東京湾に面しています。
昔から行業が盛んな地域でもあり、気候は関東の南に位置しているので降雪が少なく、秋風の強い西風も緩和されます。
冬季は黒潮の影響で気温が緩むため、横浜市の中心地に比べると暖かいのが特徴です。
夏も涼しいのでとても過ごしやすい地域と言えます。
金沢区には、横浜唯一の自然海岸でもある野島公園や、海の公園、八景島シーパラダイス、金沢自然公園などといった、山や海の豊かな自然があふれた地域でもあります。
歴史的な伝統と魅力もあり、鎌倉文化を現在に伝えている県立金沢文庫や称明寺など歴史的にも文化的にも貴重な名所・旧跡が数多く残る街でもあります。
歴史的に鎌倉幕府の影響を強く受け、鎌倉幕府とともに発展を遂げてきたという経緯があります。

 

近代的な臨海南工業地域
金沢区は昭和に入り、大規模な産業臨海地区が形成されました。
それにより、工業製品の出荷は全市の中でも上位に位置しており、沿岸部に区画整備された臨海南工業地域は環境に配慮された先進的な工業地域になっています。
工場地帯の中には、「金沢シーサイドライン」が走り、沿線沿いに「野島公園」をはじめとする観光地や商業施設、「横浜市大病院」などがあり、単なる工業地帯ではない横浜のシーサイドタウンとしてしっかりとした都市計画の下、とても過ごしやすい街となっています。

 

金沢区の人口減少問題
これだけの立地としっかりした街づくりを行っているにも関わらず、2011年度頃から金沢区の人口は減少傾向にあります。
内訳をみても死亡などの自然減も、もちろんありますが、金沢区から転出している方々が多くなっています。
その中でも15歳から64歳の生産年齢人口が減っているようです。
その原因の特定は難しいのですが、独居老人の買い物難民化の問題などが考えられます。
早くに街の開発を終えてしまった金沢は、これからいかに街をコンパクトにしていくかが課題ではないかとも言われており、人口減少の原因究明とコンパクト化が今後の課題でしょう。

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