問い合わせをする際に要チェック！！リノベーション向きマンションを見極めるポイント

リノベーション向きのマンションって？
リノベーション向きのマンションってどんなマンションことを言うのでしょうか？いろいろなHPなどで、リノベーション向きのマンションが紹介されていますが、なぜその物件がリノベーション向きなのか、分からないものが多いのも事実です。
単に築年数が経っていて、リフォームやリノベーションを必要としている物件が紹介されている場合もあります。
本来のリノベーション向きの物件というのは、自分の理想とするリノベーションを実現しやすい物件のことを言います。建物の構造上、リノベーションに向いてないものもありますので、そういった物件が築年数が経過し、リフォームやリノベーションが必要だからという理由で、リノベーション向きと紹介されていても、それはリノベーション向きの物件とはいえません。

リノベーションにも出来る事と、出来ない事がある
リノベーションとは、建物の設備や間取りなどを大幅に変更することで、その建物の価値などを向上させることを言います。一方でリフォームは、建物を新築の状態に戻すという意味合いが強く、原状回復とも言えます。
いくら大幅に変更するとはいえ、全てのことができるわけではなく、建物の構造上、壁や柱、パイプなど変更できない部分もあります。リノベーションを検討するのであれば、こういった、建物の構造的に難しい部分などを中心に問い合わせを行うと良いでしょう。

構造次第ではリノベーションできる場合もある
壁などに関しては「壁式構造」の場合、壁で建物を支える設計になっているため取りのぞけない壁というのが必ずあります。こういった壁を取り除いて、部屋を広くしようとするのは不可能です。
しかし、「壁式構造」であっても、取り除いても問題ない壁というのも存在するため、そういった壁であればリノベーションが可能です。柱に関しても、基本的には建物を支える目的で存在しているので、取り除くことは難しい場合が多いのですが、構造次第では代替え策などがあり、可能な場合もあります。
水道管などのパイプに関しても、部屋の中央などを通ってしまっている場合は、リノベーションが難しくなりますが、部屋の隅などを通過している場合は、動かすことは難しいですが、リノベーションの妨げになる可能性は低いです。
一見素人ではリノベーションが可能か判断が難しいため、専門家などの判断を仰ぎながら検討することが必要になります。問い合わせなどの際は、壁や柱、パイプなど変更が難しい箇所を中心に聞いてみると良いでしょう。