安定した資産運用をしたい!けれど国債では物足りないなら?

市場環境は目まぐるしく変化しているので、今自分がどのくらいの資産を保有しているか把握できていない人も増えています。
自分の資産価値を確認しようと情報を収集したとしても、今後の環境変化でどのように価値が変動するのか、何が要因となって価値に影響するのかなどが複雑で分析しにくいからです。
このような状況なので、できるだけ資産運用は安定して行うことを希望し、リスクを取らなくて良い国債などで運用していても何か物足らないと感じてしまうものでしょう。
このような場合、国債だけでなく、どのような方法で資産運用していくべきかを考えていきます。

 

現在保有している資産の状況を把握する
もし今の資産価値に不安があるなら、半年に1度を目安に資産の棚卸しをしてみましょう。今保有している資産を一覧で示し、投資や運用先ごとに今の評価額と前回の評価額、そして差し引いた評価額の増減を確認し、その理由を分析します。

・資産全体の構成を考える
そして資産全体の構成を考えることが重要。例えば外貨建て資産の評価額が下がっている場合、その要因として円高があげられます。もし今が円高のピークと考えるなら、外貨建ての割合を多く持つといった方向性を考えていくといった形です。

・目指す収益率に応じた資産の配分比率を考える
どのくらいの収益率を目指すかを決定し、資産の配分比率を検討します。収益目標が高めであれば株式や新興国などを大きな配分比率で保有し、安定性を重視するなら債券の比率を高めることになるでしょう。

 

従来の分散投資だけではだめ?
そして長期的に安定した資産運用には分散投資が基本です。
従来の分散方法は、投資対象を株式や債券などに分散し、国内外、先進国や新興国など地域を分散、さらに積立投資による時間分散の3つが柱でした。
最近では株式も債券も価格を下げており、この従来の分散方法に加えて投資対象をさらに拡大するといった分散方法を実践する必要もあります。
例えば外貨や不動産、貴金属などのコモディティは、株式や債券などと値動きが連動しないので、組み入れることによってより安定した運用を目指す事に繋がるでしょう。

 

環境変化に負けない安定した資産運用のために
まずは今保有している資産がどのくらいの価値かを確認していくために、半年ごとの資産の棚卸しを実践して現状を把握しましょう。
資産配分の再調整は3年ごとに実施し、目指す収益率を変更する際には資産状況とライフプランにあわせた見直しを検討します。環境の変化に負けずに安定した資産運用を可能にするために、定期的な資産の確認が必要だと言えるでしょう。

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