10年後を見据えたアパート経営を考えるのなら

アパート経営で大切な事は、貸している物件に入居者が入り、しっかりと家賃収入を毎月得る事が出来る事です。
しかし10年や20年以上前のアパートやマンションなどの賃貸住宅より、現在の賃貸住宅の方が居住面積は広くなっている事に気づいていますか？
メーカーや建築会社が建てている賃貸住宅は、広さをゆったり取り快適さを重視する傾向が目立っています。

賃貸住宅に希望する広さや間取りの変化
単身者やDINKS、ファミリー世帯など世帯の家族構成によって賃貸住宅に対して希望する広さや間取りは異なります。しかしいずれも相応しい大きさが今まで以上に広くなっていると言えるでしょう。
現在、賃貸住宅は供給が満たされているので借り手市場のため、できるだけ空室を作らずに満室経営を維持していけるかが重要です。
目先の利益を追うだけでは10年後に破綻してしまうかもしれませんので、10年後や20年後にも対応する事ができる良質な賃貸住宅を目指しましょう。

昔建てたアパートでも広いものは現在でも満室？
20数年前に建てたアパートでも、通常よりも広いタイプのものは現在でも満室状態で経営されているケースが多い様です。そのため居住面積が広めの賃貸住宅であれば将来に渡り通用する可能性が高いでしょう。
しかし広めの物件ならどんなものでも良いわけではありません。例えば20年前に建てた間取りが広めの物件が満室状態で維持できていたとしても、それは広さが十分にありながらも家賃が安かったからだという事も考えられます。
さらにバブル時までインフレ基調だった事で、アパートを建てれば入居者は即決まりやすい状態だったとも言えます。

古くても広さがあり家賃が安ければ
しかし現在の市況は重要を完全に超えた供給数であり、仮に今後インフレ時代を迎えたとしても家賃が上昇していく可能性は少ないでしょう。新築時の家賃は7～8年経てば確実に低下していく事が予想されます。
それでも物件が古くなったとしても、広さがあり家賃が安ければ入居者は入る可能性があります。空室を出さないという部分を重視するのなら、やはり広さは重要だと考えられるでしょう。

賃貸住宅の広さは重要
古いけれど広さがあるし家賃が安ければ、物件を探している人も住んでも良いと考えるでしょう。しかし古いけれど広さはある、けれど家賃が高いという場合にはなかなか入居者が決まりません。
以上の事から10年後や20年後でも空室にならないアパート経営を考えるのなら、賃貸住宅の広さという部分は条件面で必須になります。修繕やリフォームをする事でいつまでも入居者にとって魅力が高い物件として維持できるかもしれません。