賃貸管理はきついし面倒!管理会社に委託する時の注意点は?

不動産投資において賃貸管理はとても重要です。しかし入居者の募集から契約、集金業務、不具合の対応や修理、入居者同士のトラブル処理、さらに空室対策、そして解約手続きなど、片手間では出来ない程、するべき事は山ほどあります。
会社員などが副業で行っている場合、手間や時間を取られて本業が疎かになってしまうケースもあり、いい加減きついので管理会社に委託したほうが楽だと感じる事もあるようです。もし管理会社に賃貸管理を委託する事を検討するなら、どこに注意して委託すれば良いのでしょう。

 

業務の範囲と内容を明確にしておく事
管理会社との間で、代理権を与えるか、与えた際の権利と義務について明確にしておく様にしましょう。そしてどこまでの業務を委託するのか、範囲と内容をはっきりさせておく必要があります。
基本サービスの中にどの業務が含まれているか、別途料金が必要になる業務についても確認しておきましょう。
入居者募集と管理業務は一括で委託しておくと借主の不安は軽減できるでしょうし、緊急性が高いケースについての対応も確認しておくと安心です。

 

管理会社に支払う報酬の確認を
家賃収入から一定額を手数料として支払い、管理会社に賃貸管理業務を任せる方式を管理委託方式と言います。
賃貸管理に掛かる手数料は、一般的には家賃の何%分かを支払うケースが多いですが、相場としては5%が目安です。
仮に割合が低くても、手数料と別でシステム料や更新事務手数料が必要になるケースもあるので、総合的に見てどのくらいの手数料が掛かるかを判断する必要があります。
確かに管理会社に支払う手数料は安ければ安いほど良いかもしれませんが、安かろう悪かろうでは意味がありません。業務内容と手数料が見合っているかも確認が必要です。

 

専門性が高い分野でも対応してもらえるか
特に重視したいのは専門的な知識などが必要なケースで対応してもらえるかどうかです。法律や税務の問題に対応できるのか、賃貸経営に関しての支援体制などはどの様になっているかも確認が必要です。

 

内容を把握して納得した上で契約を
物件の賃貸管理は当初は自分で出来ると思っていても、いざ始めると様々な問題の対応に追われて手が回らないという事もある様です。
オーナーが動ける時間帯などが限られている場合は迅速に対応ができず、問題がさらに大きくなる可能性もあります。
このような場合には管理会社に管理委託方式で賃貸管理を委託するという方法を検討すると良いでしょう。
ただし業務を任せるという事は、その報酬を手数料として支払う事になりますので、どのくらいの手数料が必要なのか、行ってもらう業務はどこからどこまでかなどを把握して納得した上で契約する事が大切です。

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